今回は風邪についてです。
三月になり、風邪は減ってきたとお思いの方もいるかと思います。
しかし昔の暦では、今は二月!
つまり「如月(きさらぎ)」となります。
ここに今回のテーマを風邪にした理由の一つがあります。
「如月」=二月、これは皆さんご存知ですよね!
なぜ「如月」と言われるようになったのでしょうか?
諸説ありますが、その中の一つが「着更月」です。
旧暦の二月はまだ寒さが残り、更に重ねて着る月で、まだ風邪の脅威は薄れていないので、このように言われるようになったとも言われます。
※ちなみに「如月」の漢字は中国の暦に合わせた漢字で、『爾雅(じが)』という昔の辞書に「二月爲如」と記されているのが、はじまりと言われています。
風邪の予防から症状ごとに分けて、経穴をご紹介します。
ただし、同時に使用して頂いてもかまいません。
 
経穴の取り方に関しては「ここ」をクリックして確認してください。
〇風邪の引きはじめに
合谷穴
①手の親指と人差し指の間の水かきのような部分の中央で、やや人差し指よりに取穴する。
te geri
風門穴
 身柱穴を目印に背骨を一つ上に上がり、左右に1寸5分に取穴する。
 
肺兪穴
 肩甲棘内縁を結んだ線と背骨が交わった所(身柱穴)から左右外方に1寸5分に取穴する。
haibusyuketsu
〇咳などの諸症状に
孔最穴
 力こぶ(上腕二頭筋)の外端(親指側)を擦って肘の高さ(肘窩横紋)まで降りてくるところが尺沢穴となり、その尺沢穴からさらに下へ3寸の所に取穴する。
kousaiketsu
中府穴
 鎖骨の下縁を外方へ向かって擦っていき、一番凹んでいる場所が雲門穴となり、そこから下へ1寸の所に取穴する。
kyoubu
〇喉が痛むとき
天突穴
 のどぼとけの一番高い所から、まっすぐ下に下り骨(胸骨柄上端)が触れる所の陥凹部に取穴する。
図は上記の『中府穴』を参照ください。