2020年3月24日 / 最終更新日時 : 2020年3月31日 admin 家庭でもできるお灸教室 4.養生の灸 ※本文中にある寸法は同身寸法という方法を用いています。経穴(つぼ)のはかり方は、前回の記事を参照してください。『こちらへ』どうぞ。 ※ここでご紹介する経穴(つぼ)には、台座灸でのお灸を想定して記述しています。 ※くれぐれも火事や火傷など起こさないよう、注意して行ってください。 皆さまの取りやすいように解説しましたが、わかりにくい部分もあるかと思います。ご了承ください。 中脘(ちゅうかん)①みぞおち(鳩尾)の上1寸の所と臍を結んだ中央にとる ②臍から上に4寸天枢(てんすう)①臍の外方へ左右に2寸関元(かんげん)①臍から恥骨までを5寸とし、その中央から下へ5分(1寸の半分)にとる ②臍から下に3寸 養老(ようろう)①尺骨頭の一番とがっている部分 合谷(ごうこく)①手の親指と人差し指の間の水かきのような部分の中央、やや人差指寄り 内関(ないかん) ①手首内側中央から上に2寸 足三里(あしさんり)①膝蓋骨(膝のお皿)の外下方(外膝眼穴)から下へ3寸②前脛骨筋(脛の筋肉)を下から膝に向かってさすり、指の止まるところ 太衝(たいしょう) ①足の親指と人差し指の骨間を足首の方に擦っていき、指のとまるところ 復留(ふくりゅう) ①内踝(内くるぶし)とアキレス腱の間の陥凹部(へこんだ部分)の太溪穴から上に2寸 ※ご注意下記の背中の経穴(つぼ)は、全身の経穴(つぼ)の中でも重要な役割を持っていますが、一人で出来ない場所です。もし一人で行うと火傷などの可能性があるため、ご家族の方に協力してもらいましょう!!! 身柱(しんちゅう) ①左右の肩甲棘の付け根を線で結んだ中央にとる 脾兪(ひゆ) ①肩峰(肩の先端)から腸骨稜(骨盤の一番高い処)を結んだ線と背骨の交差するところから左右外方に1.5寸腎兪(じんゆ)①腕を少し曲げた時の両肘を線で結び、背骨と交差したところが臍の真後ろ(命門穴)となります。その命門穴の左右外方に1.5寸