5.眼精疲労・視力アップ

今回は「眼精疲労・視力アップ」のお灸をご紹介します。

目の酷使をする事が続くことで、目に負担をかけることが多くなって、目の疲れはじめ、頭痛、肩こりなどの症状が伴います。更に回復がしにくい状態をいいます。
 目の疲れだからといって目の周囲だけにお灸をする訳ではありません。 むしろ疲労回復、体力や免疫アップから眼精疲労回復の活性を図る治療が基本かと思います。
 又、顔面のお灸は台座灸の場合、ひっくり返ったりして火傷などの危険を伴いますのでパートナーのご協力を得た方のみの治療として下さい。

 目の周囲への経穴(つぼ)を挙げておきますが、すべて慎重にくれぐれもお気をつけてください。 

後頚部の風池などに目の特効穴がありますが、毛髪の為台座灸は不可能です。そこで後頚部の手当で昔から「煎り塩」の活用をご紹介します。これはご自分で作成してくださいね。

<今日の治療の経つ穴ぼ>はこちらです。
 目の病気で病名が器質的なもの、熱病で灸があいそうのない病症の場合は差し控えてください。
測り方は既述「寸法のはかり方」を参照し、その他の注意事項などを守って施術してください。

1.ご自分で灸をしましょう。
        座位(腰かけて施灸してください)

①肩井穴
首の付け根の骨(頸椎)と肩先(肩峰)を結んだ線の中間。

②養老穴
手関節の尺骨頭の一番とがっている部分

③曲池穴
肘を曲げた時にできるシワの外側端。

④太衝穴
足の第1指と第2指の間を足首に向かって擦って行き指の止まる処(親指と人差し指の骨が交わる所)

2.パートナーに協力して頂き、安全の留意のできる方がおられる状況可能な方のみ実施してください。

仰臥位
顔面(あおむけで施灸してください)

⑤煎り塩(いりしお)パックを枕に置き、それを後頭部に当て仰向けに寝てもらう。
※煎り塩パックに関しては、「コラム 煎り塩パック」においてご説明させていただきます。上記の煎り塩パックをクリックしてご覧ください。

⑥陽白穴
魚腰穴をお勧めしたいのですが、眉毛の中央ですので、台座灸が粘らないで危険です。そこでこの経穴(つぼ)を紹介します。
眉の中央で額の上方の1寸を所取穴してください。

⑦太陽穴
目尻と眉毛の中央から外方へ1寸。

⑧球後穴
眼窩(目のくぼみ)の下縁にあり、目尻から目頭までを4等分し、目尻から4分の1の所、骨の上にとる。

座 位 背中(腰かけて、机に肘をついた状態でパートナーに施術してもらって下さい。)

⑨肩外兪
肩甲骨の内縁の角

⑩膈 兪
肩甲骨下角を結んだ線で中央背骨(至陽)より、1寸5分外方

【最後】
腎 兪
肘の高さを結んだ線の中央(命門・臍の裏側)から外方に一寸五分