7.便秘・下痢

便秘・下痢に関して原因はいろいろありますが、一般的に寒熱から考えてみますと、身体の中に熱がこもり水(津液)を乾燥させると便秘となり、逆に身体が冷えて水(津液)の代謝が悪くなると下痢になることが多くなります。
これから暑くなってくるこの時期は、身体にも熱が多くなり汗をよくかきますが、適度な水分摂取をしないと身体の水(津液)が不足し、便秘になりやすくなります。 逆に暑いからといって、エアコンの冷風に当ったり冷たいものを食べたり飲んだりすることで、身体を冷やしやすく軟便や下痢になることも多くなります。 

なかなか体調管理の難しい季節になってきますが、下記のお灸をしてこの夏を乗り越えましょう。

 便秘のお灸

天枢(てんすう)
①臍の左右外方1寸5分にとる。

身交(しんこう)
①臍の下3分(およそ1寸の1/3)にとる。

腸遺(ちょうい)
①中極穴(臍の下4寸)の左右外方2寸5分にとる。

足三里(あしさんり)
①膝を立て、外膝眼穴の下3寸にとる。

大敦(だいとん)
①足の親指の爪の根元の外側、爪の角を去ること1分。

照海(しょうかい)
①内踝(内くるぶし)の真下1寸にとる。

神門(しんもん)
①手掌側の手首の横紋上で、小指側の端にとる。

支溝(しこう)
①陽池穴(手の甲側の手首横紋上の中央)の上3寸にとる。

大椎(だいつい)
①首を前にたおして、首の骨が一番出ているところにとる。 

腎兪(じんゆ)
①肘を左図のように曲げ、左右の肘を結んだ線の中央に命門穴を取り 命門穴の左右外方1寸5分に取る。 

大腸兪(だいちょうゆ)
①骨盤の一番高い所を結んだ線の中央から左右外方1寸5分にとる。

承山(しょうざん)
①膝裏の横紋から外くるぶしの頂点の高さまでが16寸となる。
委中穴(膝裏の横紋上で中央)から下へ8寸にとる。

下痢のお灸

天枢(てんすう)
①臍の左右外方1寸5分にとる。

水分(すいぶん)
①臍の上1寸にとる。

関元(かんげん)
①臍の下3寸にとる。

※上述の腹部のお灸以外で行う場合

臍灸(へそきゅう)
①煎り塩パックを臍の上に置く。
煎り塩パックはここをクリック

合谷(ごうこく)
①手の親指と人差し指の間の水かきのような部分の中央で、やや人差し指よりにとる。

足三里(あしさんり)
①膝を立て、外膝眼穴の下3寸にとる。

梁丘(りょうきゅう)
①膝蓋骨の外上角から体に向かって上2寸にとる。

公孫(こうそん)
①太白穴(足の第1中足趾節関節の後ろ、陥凹部)から後ろに1寸に取る。

脾兪(ひゆ)
①肩の先端から腸骨稜(骨盤の一番高い所)を結んだ線と背骨の交差するところを脊柱穴とし脊柱穴から左右の外方1寸5分にとる。

腎兪(じんゆ)
肘を左図のように曲げ、左右の肘を結んだ線の中央に命門穴を取り命門穴の左右外方1寸5分に取る。 

大腸兪(だいちょうゆ)
①骨盤の一番高い所を結んだ線の中央から左右外方1寸5分にとる。