9.むくみ

秋もたけなわになってきましたが、今夏は特に暑い日が続き、水分を摂り過ぎてしまった方も多いのではありませんか? 熱中症や脱水症状に気を付けることは大切ですが、夏は余分な水分を摂ってしまいやすい季節でもあり、身体の中に滞ってしまいやすくなります。
本来、身体の中の水は、汗やオシッコとなり外に排出されます。しかし、必要以上の水分を摂ったり、代謝機能の調節が乱れることによって、外に排出されず身体の中に溜まってしまう場合があります。その溜まってしまう水が「むくみ」や「水腫」となり得ます。 夏場に体重が増えてしまった方,身体がだるく感じるような方は、もしかしたら身体に水が溜まっているのかもしれません。
 東洋医学の考えでは、特に肺や脾,腎などの水の代謝に関わり、これらの臓腑の働きをアップさせるためにも経穴にお灸をして「むくみ」を追い払いましょう‼

お願い
図を見ながら取穴してください 特に背中や腰へのお灸はご家族や友人にお灸をしてもらい、火傷などには細心の注意をしてください 分寸のはかり方は「3.経穴(つぼ)を取るはかり方」を参考にしてください。

●気衝穴
天枢穴(臍の左右外方2寸)から下へ5寸に取る。

●水道穴
天枢穴(上述参照)から下へ3寸に取る。

●中極穴
臍から下へ4寸に取る。

●曲沢穴
肘を曲げた時に緊張する上腕二頭筋腱の内側陥凹部に取る。

●液門穴
手背にあり、薬指と小指の間にある水かきの付け根に取る。

●三陰交穴
足の内くるぶしの一番高い所から上に3寸の所に取る。

●復溜穴
太溪穴(内くるぶしとアキレス腱の間)から上に2寸の所に取る。

●豊隆穴
外膝眼穴(膝のお皿の外下方)から解渓穴(足関節を屈曲した際にできるシワの中央)を結んだ中間から外方へ一横指の所に取る。

●かかとの灸
足底のかかと中央に取る。

●湧泉穴
足の第2趾と第3趾の間の指の付け根と踵(かかと)を結んだ線上で、第2趾・第3趾の付け根から3分の1の所に取る。

背腰部の経穴(つぼ)は一人でのお灸により火傷などの危険が伴いますので、ご家族や友人にお灸をしてもらいましょう!

●志室穴
命門穴(両肘を曲げた高さと脊柱が交わった所)の左右外方3寸に取る。